モンテッソーリ保育園の授業参観
3歳の息子がモンテッソーリの保育園に通っています。
おしごと参観にいってきたので、メモします。
私は、部屋の隅で椅子にそっと座って全体的に眺めていました。
部屋の中は、いかにもモンテッソーリの教室といった感じで、
モンテッソーリ教具が棚に整理されて置いてありました。
「モンテッソーリ 子どもの家」という映画に出てくる風景と同じ感じです。
教具は、素人の私では使い方や働きがさっぱりわからないものばかりです。
教室の中は、2歳〜6歳の子が同じ部屋にいて、
みんな自由にやりたい教具をさわっています。
お絵かき、のり貼り、積み木、難しそうなブロック…
2歳の子は、使い方もよくわからず、試行錯誤している子が多く、
大きい子になるほどそれらしい使い方をしていました。
あと、まわりでそれを見て学んでいる子がチラホラいました。
人がやっているのを見るのが重要だそうです。
先生はあくまで、サポートのみ。
使い方を聞かれたら答えたり、ケンカしている子たちがいたら仲裁したり、
教具がこわれそうな使い方をしている子がいたら、こわれちゃうよ、大切にしましょうと注意したり、
そんな感じでした。
おしごとをする場所も自由で、
机と椅子で作業している子や(ハサミやペンを使う作業だとこっちかな)
床にマットを自分で敷いて作業する子(積み木とか倒れそうなものが多かったかな)
いろいろでした。
さて、息子は…
先生に使い方を教えてもらいながら、1つのおしごとに集中していました。
木の素材を使った神経衰弱のようなおしごとです。
木でできた、ざらつき具合が様々なカードが複数あり、同じざらつき具合のカードが対になっています。
表面のわずかな感触の差を指で感じ取りながら、同じ素材のカードをペアにする、という難易度の高そうなおしごとです。
あとで先生から話があり、
このおしごとがいずれ数の理解につながるのだとか!
どうなってそうなるんだろう!モンテッソーリ…すごい
息子はちゃんと集中できていました!
家ではあんなにハチャメチャなのに、あんなに集中して一つのことに取り組んでいて、
通わせてよかったと思いました。
途中、息子は私がいることに気がつきましたが、
意外にも、たまにチラチラ気にする程度で、近寄ってきたりずっとこっちを見たりすることは無かったです。
(朝、保育園に送るときはあんなにギャン泣きなのに)
今はおしごとの時間だということを理解しているようです。
参観の時間が終わると、私は息子に手を振って出ましたが、
泣きついてくることもなく、すっと分かれました。

最後まで読んでいただきありがとうございます。