夜間や休日に、小児科の開院時間外で、
乳児が高熱を出している、
夜のいつもは寝ている時間なのに寝ない、などの
いつもと様子が違うとき、
夜間休日救急病院の受診を迷うとき、ここにかけてください
小児救急電話相談
固定電話・携帯電話からは、全国共通
#8000
ダイヤル回線(黒電話)・IP電話(050から始まる番号)からは、大阪府なら
06-6765-3650
20時~翌朝8時(土日祝含む365日)
病院ではなく、相談所につながります。
住所と子どもの月齢・年齢、発熱の有無など簡単に聞かれたあと、
看護師につなげられ、看護師から詳細に聞かれます。
私は過去こんなことを聞かれました。
- 発熱の有無、何度、いつから
- 食事は摂れているかどうか、どのくらい食べたか(茶碗1杯とおかず、など)
- 何を食べたか
- ご飯を食べなくても水は飲むかどうか
- 睡眠はとれているかどうか
- 排便はあるかどうか
あとは、
休日夜間救急の受診が必要かどうか、
まだ開院時間内の小児科を教えてくれたり、
具体的に何をすればいいのかアドバイス(〇〇を冷やすとか、解熱剤を入れて様子を見るとか)など、
判断を仰ぎましょう。
ちなみに、休日夜間救急病院の予約をしてくれるわけではないです。
休日夜間救急病院について
指定の救急病院の確認
お住まいの地域で指定されている休日夜間救急病院(小児科)があるはずです。
市から母子手帳とともに、緊急連絡先がまとめられたカードが渡されたり、
市のHPに載っていたり、どこかに掲載されているはずなので、
調べてメモして冷蔵庫の表面に貼っておきましょう。
ルートの確認
行き方、どれくらいの時間かかるか、なんでもない日に一度行って確認しておきましょう。
夜にいきなり行くと、夜道で暗く、病院が見つけられなかったり、入り口がわからなかったり戸惑います。
実際に行くとき
休日は特にその病院に集中するため、長時間待つことを想定して、水分や食べ物、おもちゃ、上着などを持っていきましょう。
慌てていて忘れやすいのが、子ども医療証・母子手帳(念のため)です。
子ども医療証は忘れたら、当日は自己負担100%の料金が取られ、後日返金してもらいに行かないといけないので、忘れないようにしましょう。
(私は忘れたことあります。。)
病院の対応
薬が処方される場合は、次に小児科が開院するまでの応急処置として、たいがいその日1日分(祝日休日が続く場合ならその日数分)の量しかもらえないです。
さらに必要な場合は、通常の小児科の開院時間に受診しましょう。
うちの確認ポイント・対応方針
これまでの休日夜間救急受診をふまえて、
子どもの体調が悪そうなときの、確認ポイント・対応方針をこの通りにしています。
よくある症状
- 37.8度程度(平熱37.0)で機嫌が悪い
- 昼も夜も寝ない
- 食事は問題なく食べる
- 大便が出ていない
- ごろんと寝かせて、お腹をたくさん強めにマッサージ、手のひらを押し当てながら時計まわりにぐーるぐる円を描く
- ベビー用綿棒の先にベビーオイルやオリーブオイルをつけて、お尻の穴から挿入し綿棒の綿部分が見えなくなるくらいまで入れたり出したりを8回くらい繰り返して抜く
- 水、牛乳、野菜ジュース、飲みたいものを飲ませる
- 本を読む、車のおもちゃなどを見せる、などして気を紛らわせる
- 結局のところ、何が原因なのかわからないまま自然と緩和して終わる
高熱
38度以上の発熱は何かしらの感染症の可能性が高いです。
※大人の風邪もほぼウイルスが原因
- 38度台は、機嫌が悪いのが30分以上持続するようなら、#8000子ども医療電話相談にかけて症状を説明し判断を仰ぐ
- 39~40.4度は、昼間なら小児科行く、夜中なら#8000子ども医療電話相談にかけて症状を説明し判断を仰ぐ
- 40.5度以上はすぐ小児科or休日夜間救急病院に行く、小児救急電話相談にも休日夜間救急病院にも連絡不要
機嫌はよいか
笑わなかったり、機嫌悪そうな大声をあげたりしたら機嫌が悪いです。
※自己判断でOK
- けろっとして遊んでいる場合、様子見でよい
- それが夜中で、寝ない場合、熱が無くても、すぐ休日夜間救急病院に行く
※小児救急相談への連絡不要 - 過去それで小児救急相談に電話したら、夜中寝ないときはすぐ休日夜間救急病院行っていいです、と言われた(当時1歳6ヵ月)
食事
- いつも通り食べたか
- 量はどのくらい食べたか
※できれば、子ども茶碗一杯のご飯と同じ量のおかず、全部で200gくらい、いつもの半分しか食べなかった、など言えると早い - 何を食べたか(食中毒の可能性)
- 水は飲むか、水分は摂れているか
排便
- 1日1回でもあれば問題無い
- いつも2日に1回など、いつものその子のペースで排便できていれば問題無い
- 出した便はできれば写真に撮っておく(病院で説明するより早い)
どこか痛いところ
- 服を脱がせて全体的に観察し、あちこち押してみて痛いところが無いか確認する
- お腹の右下腹部(向かって左下腹部)を念入りに押して痛がる様子が無いか確認
※腸重積チョウジュウセキの可能性もあるため

最後まで読んでいただきありがとうございます。