うちの子は現在2歳2か月です。
歯が生え始めるのが早く、
生後6か月で上2本、8か月頃には上下2本ずつ生えていました。
当時、歯科衛生士による、歯磨きの講話を聞いたのをきっかけに
歯のケアを開始しました。
小児歯科で聞いた話や実際のケアをご紹介します。
歯科衛生士の話
上の前歯2本が生えたら歯ブラシを使う
歯が生える順番に、だいたいの傾向があります。
上の前歯2本→下の前歯2本→上下前歯の横→上下奥歯
最初に生える歯が上の前歯とも限らないので、あくまで目安です。
上の前歯2本が完全に生えたら、
歯ブラシをあてる感覚に慣れさせるために、
朝・晩の2回、
歯に歯ブラシを当てて、こちょこちょこちょばす感じで磨きます。
歯ぐきに、歯ブラシの毛が当たるのは、
赤ちゃんにとって、痛い&違和感があるそうで、
強く当てずに、少しずつやさしく当てるのがよいです。
早いうちから歯ブラシを当てておくことで、
自然と歯ブラシへの抵抗を弱める効果があるそうです。

うちの子も、生後6か月頃に歯ブラシを当てるようにしました。
その後、本格的に歯磨きを開始する頃(生後10か月頃)には、
スムーズに口に入れられていました。
(いつもの棒でしょ?みたいな)
また、前歯が2本生えるまでの、歯が生え始めている時期は、
ガーゼでキュッとふきとる程度でよい、とのことでした。
こうすることで、歯にさわられることに抵抗がなくなるのだとか。
上の前歯2本、下の前歯2本が生えたら、歯磨き粉を使う
まず、歯ブラシは水で濡らさなくてよいとのことでした。
理由は、歯磨き粉が歯ブラシの毛先からすべり落ちてしまうからです。
歯磨き粉を歯につけて磨きたいので、毛先からすべり落ちてしまうと、
歯につけられなくなります。
この習慣は、日本人独特のようです。
次に、歯磨き粉は、歯ブラシの毛先にのっけて、
指でぎゅっと、毛の間に押し込みます。
のっけただけだと、
口の中でぽろっと落ちて、歯にいきわたらなくなりますので、
毛の間になじませます。

歯磨き粉の、正しい使い方がわかったところで、
生後8か月頃、実際にうちの子に試してみました。
歯磨き粉は、バナナフレーバーのものを使っていましたので、
嫌がることもなく受け入れてくれました♪
奥歯が生えたら歯医者でフッ素を塗る
まずここで、歯医者にはいつから通うの?という疑問が出ます。
次の項目でご説明します。
小児歯科で定期健診
小児歯科にはいつから通う?
いつから、という明確な決まりは無いそうで、各歯科の方針によります。
以下の手順で、検討をオススメします。
- 通える範囲にある歯科で、「小児歯科」と明確にうたっているところを探す
- 無ければ、普通の歯科に問い合わせて、赤ちゃんの歯を診てもらえるかどうか、を確認する
- 定期的に健診してもらう
うちのケース
初めて診てもらったのは、生後11か月頃、
奥歯が生えた頃です。
家の近くの普通の歯科で、
赤ちゃんの歯も診てもらえましたが、
そこは、基本的には、何か痛みなどがあってから処置をする方針のようで、
定期健診はあまり快く受けてくれませんでした。
その後、比較的、家の近辺にある小児歯科2件に電話して確認しましたが、
どちらも、治療タイプの方針で、
何でもないときの健診は進んでは扱っていませんでした。

ネットのHPには、小児扱いあり!と書いていても、
予防には消極的で、治療のみのところがあります。
こればっかりは、
直接、歯科に電話するか、
まわりのママや児童館にいる人に聞いたりして
情報を集めるしかないです。
その後、1歳になった頃、
ふと思い出して、
自宅から少し遠い場所にある小児歯科に電話すると、
ぜひ来てください、生後8か月の赤ちゃんも来ています、と言われました。
(そもそも歯科衛生士による講話をしてくれた人が、この小児歯科の人でした。)
早速行ってみると、そこは小児の予防歯科に積極的に取り組んでいる歯科で、
診察室に入る前に、歯磨きイベントがあったり、
フロア全体が子供が遊べる作りになっていたり、
歯医者とは思えない、アミューズメントパークのような場所でした。

歯科衛生士の人たちも保育士のように、
小さい子に口を大きく開けさせたり、少し痛いのを我慢させたりするのが上手です。
これ以降、2歳2か月になる今まで、
1~2か月スパンで通っています。
(歯がすべて生えそろうと、1か月スパンになるそうです。)
通う目的は、この通りです。
- 定期健診
- 普段の磨き残し箇所の指摘や、その結果歯石になってしまった部分を除去してもらう
- 歯科でしか塗ってもらえない高濃度のフッ素を塗ってもらう
普段は、私が子どもの歯を磨いているのですが、
大きく口をあけてくれるわけでもなく、
(言葉が通じないのと、気分がのらないのと…)
ちゃんと磨けていないだろうな…という不安があります。
特に、2歳になった今は、
自分でやりたがって歯ブラシをつかんだり、
毛先を噛んで離さなかったりして、
歯磨き自体がけっこう疲れるイベントになっていたり、
まともに磨けているのか不安です。

人の一生の虫歯菌の数が決まるのは2歳前後、
3歳になるまで、いかに虫歯菌を増やさないようにするかが肝心です。
ここで虫歯菌の数を抑えると、その後虫歯になりにくいです。
砂糖の入ったものを与えないようにしましょう。
と、家の近くの普通の歯科で言われました。
砂糖の入った食べ物を与えないのは、完全には無理ですね…
自宅では極力がんばりますが、
1歳から保育園に通っているため、
野菜ジュースやクッキーなど、
おやつに砂糖の入ったものを食べています。
また、昼の給食後に歯磨きはしないです。
私だけでは、子どもの歯を100%ケアすることはできないので、
定期的に歯科に通うことで、不安を解消しています。

小児歯科では、歯だけでなく、あごの形やかみ合わせなど、
口腔内全般についてもケアしてくれます。
指すいをやめさせるタイミングや歯磨きのやり方など
ちょっとした疑問も相談しやすいです。
料金は、子ども医療制度に助けられているので、
大人のような出費にはならないです。
(毎月500円程度)
まとめ
- 上の前歯2本が生えたら歯ブラシを使う
- 上の前歯2本、下の前歯2本が生えたら、歯磨き粉を使う
- 奥歯が生えたら歯医者でフッ素を塗る
- 磨き残しが不安なら、小児歯科で定期健診がオススメ
参考になればうれしいです☆
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